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pure love

第6章 友情?

俯いたままの凛。

「”彼女ヅラ”に、見えるのかな?」

先程のマキの言葉を気にしているのか、小さく呟く。


─────彼女ヅラ…ね……。

「俺はむしろそうなって欲しいくらいだけど」

「えっ⁈ 」

「へっ⁈ 」

うわ…俺、何言ってんだ⁈

凛の驚いた声に、気持ちが口をついて出ていた事に気付き、一気に顔が赤くなる。


うわ、気持ちが先走った!

凛の気持ちもわからないのに、こんな告白まがいの言葉……‼︎

どうフォローすりゃいいんだよ⁈

頭から布団被って隠れたい‼︎

そう思い布団を握りしめていた手を、片方だけ顔に当てて隠す。

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