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pure love

第6章 友情?

「あの……ね……」

弱々しい声に顔を上げれば、

─────…っ⁈

俺より赤い凛の顔。

てか、耳まで真っ赤い。

思わず吹き出しそうになった俺の耳に届いたのは、


「マキちゃんが、蓮くんを呼び捨てにするのも……蓮くんがマキちゃんを呼び捨てにするのも……本当はすごく嫌なの」


勘違いしそうになる程に嬉しい凛の言葉。


これって、脈ありってやつ?

ヤキモチ妬いてくれてるって事だよな⁈

やべ……すげー嬉しい……。

凛に負けないくらい、俺も顔を飛び出して耳まで赤くなっていった。


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