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pure love

第7章 告白!

階段まで来た所で、

ガシッ!

「は…っ⁈ 」

いきなり肩を掴まれ、驚いて振り返れば…

「奏……」

こんなにも早くお邪魔虫に見つけられた。



「蓮くん、みーつけた♡」


息を切らしながらニヤッと笑った奏は、バカみたいにデカイ声で言い放つ。


「え? 蓮くん⁈ 」

「高杉くん⁈ 」

奏のバカデカイ声に、部活や補習終わりの生徒……特に女子が反応した。

そのうちの1人が、バタバタとこちらに駆け寄る。

そして、

「蓮っ♡ 久しぶり!」

俺の腕に腕を絡ませるのは、

「……マキ」

だった。


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