テキストサイズ

pure love

第7章 告白!

マキと付き合う?

確かになんとなく好かれてるのは気付いてたけど…

いやいや、あり得ねぇ。

俺が好きなのは、

付き合いたいと願うのは、

凛……だけ、なんたから。


「ふーん……面倒な事になりそうだな」

「なんだよ?」

「勘違い」

「勘違い?」


意味深な奏の言葉。

よくわからずに首を傾げる。

でも、すぐにこの意味を知る事になる。


頼まれた飲み物を買って、女子を残してきた空き教室の前まで来た。

ドアに手を掛けた時、

「さっき 手ェ繋いでたよな?」

女の声とは思えない程、低い声に汚い言葉使い。

思わず、中の声に耳を傾けた。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ