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pure love

第7章 告白!

その後も、

なんだかんだと凛と奏と学校に集まっては勉強してた。


途中から紘平と雅也も参加し、

凛の友達数人も入って、

いつの間にか大勢でワイワイと宿題をやった。


毎日のように空き教室に集まる俺らに、

教師達は「ホント学校好きだなぁ」と呆れて笑ってた。



凛の自転車で二人乗りして、凛の温もりを独り占めする。


凛の家まで送れば奏の自転車の荷台に乗せてもらって帰る毎日。


ちょっとカッコ悪いけど…

俺にとっては、全てが生まれてから初めての出来事。


めちゃくちゃ好きな女の笑顔が毎日見れて、

初めての”友達”と呼べる奴らと過ごす毎日。


夜が来て家に帰るのなんか嫌だってくらい、

朝が来るのが楽しみで…

皆の顔を見るのが楽しみで…

毎日がキラキラと輝いてるなんて、青春なセリフがピッタリと当てはまるくらい…

なんだかんだとすっげー楽しかった。



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