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pure love

第8章 相愛

屋台でカキ氷を注文する。


「凛は?」

「うーん、食べきれないから一口ちょうだい?」

一口とか…可愛らしいな。


「メロンでいい?」

「イチゴがいい」

「じゃあメロンで」

「イチゴ!」

……珍しく凛が頑固だ。


「一口しか食わないくせに?」

「むー…」

「はぁー…イチゴで」

結局──…

イチゴ味のカキ氷を買い、カキ氷の屋台を離れた。



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