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pure love

第9章 深愛

「うん……

じゃあ、凛……一生、俺の傍にいて?」

「うん」


「他の男に触れさせないで」

「うんっ」


「俺以外好きにならないで」

「うん!」


「一生…俺だけの、凛でいて……」

「…っ、うん‼︎  」



最後はお互い涙声で…

縋るように、お互いの身体をキツく抱き締めていた。



貪るように、凛の唇に何度も吸い付く。

「ふ…ぅん、っ…」

時折漏れる凛の甘い声ですら、俺の中いっぱいにしたい。


───俺の中を凛で満たしたい…。

凛の中を、俺で満たしたい……。


薄っすらと目を開ければ、

悩ましげに眉根を寄せてキツく瞳を閉じ、

俺にしがみ付きながら、必死に舌を絡ませる凛が目の前に居る。


その顔は、いつも以上に赤くて、

「凛、顔真っ赤。今日は俺の勝ち?」

唇を離してそれだけ伝える。


「な…っ、んンッ‼︎ 」

凛に反論する暇は与えてやらずに、また唇を重ねる。

昂ぶる熱を抑えきれず、

ドサ…

俺は、凛をベッドへと押し倒した。


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