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pure love

第9章 深愛

キスを交わしながら女の服を脱がせる…

なんて、高等技術を使える筈もなく…

凛自身に手伝ってもらいながら、凛の服を脱がせていく。


凛の白くてなめらかな肌が露わになるほどに、

俺の心臓は高鳴りを強め、時々痛みすら伴った。


”医者としては勧められないな”

いつだったか…

キスより先をしてもいいかと聞いた時、凌太先生にそう言われたな。


チラリと過ったその言葉も、

昂ぶる熱と共に頭の片隅へと追いやられる。


胸を覆う下着を外せば、

「……っ……」

茹でタコの如く真っ赤になった凛が、恥ずかしそうに瞳をキツく閉じた。


そんな姿も愛おしくて、

ゴク…と飲み込んだ唾が喉を鳴らす。


初めて生で見るその柔らかな膨らみに、

身体を滾らせる熱を少しでも冷ましたくて、

ゴクッとまた唾を飲み込む。



「あ、ああ…あんまっ、見ないで!」

瞳を閉じたままの凛が、そう叫んで胸を両手で覆う。


「…っ…ごめん……すげー、綺麗…だったから……」

「え?」


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