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pure love

第2章 嫉妬?

風呂の順番を待つ間も、風呂から上がって涼む間も、奏からは今日の事を質問攻めにされる。


「だーっ、もうしつこいんだよ!」

いい加減しつこくて、俺は大声を出して立ち上がる。


「だぁって、蓮てばずーっと目で凛ちゃん追ってる〜」

「……!……」

かぁーっと顔が熱くなる。

自覚してるだけに、返す言葉がない。


「………また何かやらかしそうで、目が離せないんだよ」

小声でボソボソ呟くと、目の前の缶コーヒーを飲み干した。

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