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pure love

第11章 【最終章】未来 〜side 凛〜

「な…ナース服って……普通に仕事着なんですけど?」

わかってらっしゃると思いますけど…

一応 聞いてみる。


「………ダメ?」


う………

何その、捨られた犬みたいな目…

蓮ってば、そんな顔もする訳?

反則だよぉ……。


「ダメ……じゃ、ない……」


完全に私の負け。

こんなにこんなに大好きなんだもん、勝てるわけないよ。



「やっ、ン…ああっ」


胸元の大きく開いたノースリーブに、ミニスカートのワンピ。

ホテルのルームサービスで頼んだピンク色のナース服はエロティックで…

─────絶対若い子向けだ!


「は、恥ずかしい……」

アラサーの私には刺激的過ぎる。

この姿の需要なんてない気がする!


「そんな事 言いながら、すっげー興奮してるでしょ? 腰が揺れてる」

意地悪な笑みを湛えて、私を見上げる蓮。

その言葉通り、

蓮に跨った私の腰は、蓮の熱を貪るように揺れていた。


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