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pure love

第2章 嫉妬?

風呂上がりの身体を涼める俺らから、少し離れた所で止まる凛と平野。


こちらを伺う平野と目が合った。

平野の口端が片方だけ持ち上げられる。

……俺の事、挑発してんのかよ?


「ホントに色っぽい……」

凛に目線を移した平野は、うっとりとした顔で凛のうなじを人差し指で撫でる。

まるでセクハラ親父だな!


「やだ…っ」

泣きそうな顔をする凛。

これは完全に…

「嫌がってるだろ」

平野の手を払い、俺は凛の肩に自分のタオルを掛けた。


ま、確かに凛のうなじはめちゃくちゃ色っぽかったからな。

隠さないと!

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