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pure love

第13章 短編・番外編【第二章・約束】

「はぁーっ!疲れたぁーっ!」

二次会も終わり、俺と凛は予約していたホテルへと辿り着いた。

部屋に入るなり、凛は大きなベッドにドサッとうつ伏せに倒れ込む。


「凛!寝るなよ!」

そう声を掛けて、湯を張りにバスルームへ向かう。


ほんの数分…いや数十秒…

その間に…

「寝るなよって言ったのにな……」

倒れ込んだ状態のまま、凛は気持ち良さそうに寝息を立てていた。


二次会用のスーツ。上着とネクタイを外してソファーの背に掛ける。

ワイシャツのボタンをいくつか外せば、ようやく1日の緊張から解き放たれた気がした。


(よく寝てんな……)

普段はナチュラルメイクな凛。

今日はプロのヘアメイクに飾られて…

「すげー…綺麗だった……」

思わず、凛の滑らかな頬へと指を滑らせていた。


「れ、ん……」

頬から唇へ…俺の指が滑った時、その…艶やかな唇が、俺の名を呼んだ。


「起きてたのかよ?」

離そうとした俺の指を、

パクッ…凛の唇が食む。

「り、凛⁉︎ 」

そのまま、凛の口の中で、凛の舌が絡み付く。


─────めちゃくちゃエロイ……


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