テキストサイズ

神様の独り言

第11章 神は力を知る―――…


「――――ボクは!!泉さんと…この世界を手に入れる!!


君の力を使って!!ボクたちは、全てに復讐して!!



世界を――――――――」









ドン!

次の瞬間!!爆発音が聞こえた!


振り替えると…出口が…爆発で崩れていた!



「――――爆発…?火事?」



道子は、大樹が入ってきた入り口を見たが!そこからも煙が―――――――…



「――――…泉さん…話が…話が…違います…ボクを…迎えに来てくれるって!!」




大樹は、車椅子で…広間を…叫びながら…ぐるぐると回っていた…




「―――――…道子を操り人形にするって…言ったじゃないか…


泉さん――――泉さん…」



メキメキと…木造の建物の別荘が燃え…軋みだす…



車椅子の大樹は、行動範囲外狭く…あっという間に身動きがとれなくなる…



「…大樹さん!!掴まって…」




道子は、大樹に手を伸ばしたが―――――…




車椅子に座ったまま……幸せそうな顔を見せた…




ストーリーメニュー

TOPTOPへ