神様の独り言
第5章 神様は朝日を掴む
道子は…不思議な少年の隣に立ち…
朝日が…世界を照らす瞬間を見ようと―――――…
何も言わず…
太陽を待った――――――…
すると―――――――――…
じわりじわりと―――…
光の先が…ビルと家々の隙間を照らしながら上へと昇り―――――…照らし始めた
「///きれい――――…感動だわ…こんな朝日…毎日見たいわ――――――ハッ」
道子は、自分の声で少年が――――…
その場所から…飛び降りて命を捨てるかも!!と…
身構えたが――――――…
少年は…道子の声で…
態度を変えることは…しなかった…