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♢Fallen Angel♢

第2章 *

浅い眠りの中、何度も揺すられる度に体を捩る。
「起きて」
朧に聞こえてくる声に呟くように
「やだ…眠いよ…もう少しだけ…」
寝返りを打つと、まだ温もりの残る空いた隣に気付いて目を覚まして
「…あれ?唯は?」
「起きないからさっき幼稚園バスに送ってきたよ」
「そうなんだ…」
隣に潜り込むと蓮を跨ぐように上に乗り首筋を舌を這わせる。
「もう…くすぐったい…やめて…」
駿の胸を押すと手が滑り込んで膨らみを弄り、堅くなった先端を指先で挟んで転がされると小さな声が漏れる。
「堅くなってきたよ。気持ちいい?」
体を捩り
「…やだ…だめ」
「ほら、脱いで」
鈍く動く体からスウェットを剥ぎ取り、腕を押さえつけて唇が小さく何度も重なる。
腰のリボンを解きながら、蓮の唇をなぞるように舐めると舌を絡め合い激しく求め合う。
指先が滑り込み、なぞるように触れ
「いっぱい濡れてるよ?欲しくなった?」
首を横に振ると
「じゃあ欲しくなるまで舐めててもいい?」
膝を立てらせると頭を埋め吸い付く度に音をたてながら舐め、舌先が悪戯に突つく。
懇願するように甘い声を漏らしながら駿の頭を撫でると
「厭らしい声…気持ちいい?舐めてるだけなのにいっぱい溢れてきたよ」
指先が侵入し体を捩ると脚を広げられ
「大人しくして。気持ち良くなりたくないの?」
指がゆっくりと侵入し奥まで届くと激しく掻き回す。
「…やだ…だめ…そんなにしたら…」
指を抜き取ると壁に凭れるように座って
「上に乗ってオレも気持ち良くして」
向かい合わせに座るように駿の肩に手をかけて跨がると腰を掴まれゆっくりと体が沈んでいく。
その度に押し広げられ小さな叫び声が漏れ、下から突き上げられ快楽の波に襲われる。
胸を真ん中に寄せて、硬くなった先端を交互に舐めては吸い付き、揉みながら谷間に顔を埋める。
体を倒され膝をベッドに押さえつけるように脚を広げて体重をかけるように深く奥まで突き上げる。
「…もう…だ…め…」
支える腕で腰を激しく揺すり荒い息づかいで
「何が…ダメなの?…教えて」
頬が熱を帯びシーツを握り締めて小さく首を振ると
「また締まってきた…ほら…オレの顔見て…蓮の気持ちいい顔…見せて」
激しさを増しながら突かれていくと声を張り上げ大きなため息が零れる。
愛液が飛び散ると脚が痙攣を起こし、同時に中の熱いものが脈を打ちながら満たし溢れてくる。

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