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星光学園物語 -性行為認知校の実情-

第6章 傲慢の堕落

「私が……ですか?」


 私、宮本椎名は絶句した。
 国家公務員資格一種の資格を取り、警察官になり、警察学校での研修を終えて現場にはいった。ここまで順風満帆な人生。将来も約束されてる。
 それなのに何で私が。


「なんで私が学校の特別交番勤務なんですか!?」


 私は署長の机を叩きつけて説明を求める。
 きっちり説明をしてもらえなければ納得出来ない。



「宮本君、少し落ち着きなさい。これは名誉な事なんだよ?」


 署長は朗らかな笑みを崩さずに口を開く。

「交番の勤務がですか?」
「そうだ。あそこの交番には毎年新人キャリアの中でも成績優秀な者が配属される。経験を積むにしてもあそこは良い現場だ」
「はあ」

 疑問は拭えない。
 どうしても警察署内での研修の方がよっぽど良い経験になると思ってしまう。

「まあ、頑張りなさい」

 署長の朗らかな笑みに押される形で私は署長室を出た。

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