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星光学園物語 -性行為認知校の実情-

第12章 傲慢の結末

 研修が終わると私は警察署に戻った。
 残りの研修期間は警察署での仕事になるらしい。


 私が署に戻ってすぐ、新しいキャリア組の新人、牛島さんの特別交番への異動が発表された。
 彼女もあの学園の事を知る事になるだろう。
 あの日本全土を巻き込んだ大きな闇を。


 でももう私には関係ない話。
 もう終わったんだから。



 仕事の時間が終わってると私はさっさと更衣室に向かった。


「お疲れ様です」


 おおよそ着替えが終わった頃、更衣室に例の牛島さんが入って来た。


「お疲れ様。明日から異動だってね」
「はいー。なんで急にって感じですよー」


 彼女は落胆こそしているみたいだけど、そこには疑問と不安しかないようだった。

「あ、宮本さんも少し前まで特別交番勤務でしたよね?どうでしたか?」


 どこでその話を聞いたんだろう。
 そう思いながらも私は笑顔で答えた。




「良い所よ。頑張ってね」

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