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星光学園物語 -性行為認知校の実情-

第11章 健気と従順の結末

「あ、どうも。ご無沙汰しています」
「ああ。そちらのお嬢さんは?」
「俺の秘書として色々やってくれる好です。可愛がってやって下さい。俺、少し出てますから」
「……君も変わらないな」
「お互い様ですよ」


 利昌さんはそう言って私を残して部屋を出ていく。
 こういう時にどうすればいいのかはもう教えてもらった。

「それではよろしくお願いします」


 私はスッと男性に寄りそう。
 胸を押しつけるようにして上目遣いで見ると男性の方から抱きしめてきた。
 これも利昌さんの為。


「どうぞ、好の事可愛がって下さい」


 そう思えば苦でもなんでもなかった。

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