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星光学園物語 -性行為認知校の実情-

第1章 憧れと無知の堕落

「亜紀子ちゃん、義昌の事好きなの?」
「へ?」


 練習後、女子部の更衣室で着替えるあたしと心美先輩。
 心美先輩の急な質問にあたしは顔を真っ赤にしてしまった。


「図星みたいね」


 心美先輩はそれだけであたしの気持ちに気付いたみたい。
 分かりやすいあたしのバカ。


「亜紀子ちゃん分かりやす過ぎよ。もう少し隠してもいいんじゃない?」


 笑いながらロッカーを閉める心美先輩。
 鍵は心美先輩が持っているのであたしは着替える速度を上げる。


「そんなにあたし分かりやすかったですか?」
「まぁ、男子達はバカばっかりだから気付いていないと思うけど、女子部の何人かは気付いてるんじゃないかな」
「そんなぁ」


 別に隠す必要ない事と言えばそうだけどやっぱりなんだか恥ずかしい。

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