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星光学園物語 -性行為認知校の実情-

第3章 心配と狂乱の堕落

「ん……ちゅっ///」
「ちゅ///」


 近藤君が私の腰に腕を回し、その唇を塞いでくる。
 キスするのなんて何時以来だろう。
 もう記憶にすら残っていない程前としか言えない。
 ゆっくりと唇が離れて目を開けると近藤君はやっぱり微笑んでいた。


「彩花さん、僕。彩花さんの事好きになりそうです」
「ダメよ。私には夫がいるもの」


 そう言いながらも再びキスをする。
 近藤君は優しく私の唇を吸いながら、慣れた様子で私の服のボタンを外していく。


「いいですよね?」
「言わせないで」


 私は大人しくされるがままに近藤君のやりたいようにやらせる。
 近藤君は私を座らせ、服を脱がせながらキスを続ける。
 優しい触れるだけのキスから徐々に舌を絡める濃厚なキスになり、何度も何度もキスをする。
 キスだけなのに私の身体は火照りを覚え、うっとりと近藤君を見つめてしまう。


「彩花さん、色っぽい顔しますね」


 近藤君は嬉しそうに言いながら私の胸に触れた。

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