テキストサイズ

星光学園物語 -性行為認知校の実情-

第1章 憧れと無知の堕落

 あたしが着替えを終えると心美先輩と一緒に帰路につく。
 心美先輩は難しい顔をしていて何も喋ろうとせず、あたしもそんな心美先輩に話しかける事が出来無かった。


「亜紀子ちゃんさ」
「はい?」


 急に口を開いた心美先輩。
 そんな先輩にあたしは首を傾けながら答える。


「明日の昼休み、部室に来れる?」
「行けますけど」
「じゃあ来てくれる?見せたい物があるから」
「はぁ。分かりました」
「じゃあ待ってるね。私こっちだから」


 心美先輩はそう言ってあたしと別れた。
 あたしは女子部の更衣室での心美先輩のあの表情と今の誘いの意味を考えながら一人帰路を進んだ。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ