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星光学園物語 -性行為認知校の実情-

第5章 健気と従順の堕落

「大学の金も出してやるから好ちゃんの好きな所に行くといい。好ちゃん成績いいんだしそうなればどこでもいけるでしょ?」
「そんな、そこまで」



 小池さんの破格の条件に私は驚きを通り越してしまった。
 ここで首を縦に振らないなんてあり得ない。
 自分の行きたい世界への道を保証され、さらにその為の勉強も四年間お金の心配する事なく出来る。




「好ちゃんが俺の物になってくれるなら俺はそれくらいするよ。どうする?」
「…………分かりました」



 決めた。
 私は小池さんの物になる。



 そうするだけで私の将来は安泰なんだから。
 断るなんて出来るわけない。




「よろしくお願いしますんっ」



 唇を塞がれる。
 触れるだけなのに愛おしい。









 もう止まれない。

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