12cm~越えられない距離~
第29章 これって…デートなの?~晶side~
繚に連れられてバスを降りた。
着いた先は…
「市民会館…?」
「そ。変な場所じゃなかっただろ?」
繚はすたすたと入り口に向かっていく。
「そんな事、心配してなかったけど!」
「そうかぁ?結構不安そうな顔してたけどな」
それは、不安じゃなくて、緊張してたからだよ!!
言いたいけど、それを言って
『何で緊張するのか』
って聞かれたら…答えられない。
でも。それにしても。
ついてきて欲しいって事だから、映画館とか、動物園とか…いかにもデートスポットみたいな所じゃないのは分かるけど。
何で、市民会館!?
「今日、イベントでもあるの?」
「イベント…まぁ、イベントかなぁ」
はっきりしない繚の後を付いていく。
歩くにつれ、繚が何処を目指してるのかが分かった。
第1イベントホールだ。
やっぱり何かのイベントなんだろうか?
それにしては、ポスターとかが貼ってないんだけど…。
「何のイベントなの?」
「ま、着けば分かるから」
教えてくれない事に少しだけ不満を感じながら、第1イベントホールへ歩いていった。
着いた先は…
「市民会館…?」
「そ。変な場所じゃなかっただろ?」
繚はすたすたと入り口に向かっていく。
「そんな事、心配してなかったけど!」
「そうかぁ?結構不安そうな顔してたけどな」
それは、不安じゃなくて、緊張してたからだよ!!
言いたいけど、それを言って
『何で緊張するのか』
って聞かれたら…答えられない。
でも。それにしても。
ついてきて欲しいって事だから、映画館とか、動物園とか…いかにもデートスポットみたいな所じゃないのは分かるけど。
何で、市民会館!?
「今日、イベントでもあるの?」
「イベント…まぁ、イベントかなぁ」
はっきりしない繚の後を付いていく。
歩くにつれ、繚が何処を目指してるのかが分かった。
第1イベントホールだ。
やっぱり何かのイベントなんだろうか?
それにしては、ポスターとかが貼ってないんだけど…。
「何のイベントなの?」
「ま、着けば分かるから」
教えてくれない事に少しだけ不満を感じながら、第1イベントホールへ歩いていった。