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僕はもう君を抱けない

第4章 今宵は嵐の予感

「すみません、職場まで勝手に…」

目の前にいる人はもちろんペコペコ頭を下げる美憂ちゃん。

「どうしたの?もしかして…「違います、ただお礼を言いたくて…」

レイプされたわけではなかった

それを聞いて安心した…

でもさ「お礼されるような事してないけど…」

「あ、あの…今夜空いてますか?もしよろしければ「ごめん、もう戻らなくちゃ。」

嘘だよ?

別に急な仕事なんて無いからね?

嘘ついてごめん

俺は…これ以上君のそばにいたら…

「秦!もぉ~、やっと見つけた。探しちゃったよ…」

は?

なんで…「華緒梨、ど、どうしたんだよ?!」

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