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あなたに溺れさせて

第2章 私の恋

「…ちゅっ…いいの?ヤられちゃうよ?」

「んっ…やめてって言ったらやめてくれる?」

「やめないよ?だって、抱きたいもん」

真顔で目を見ながら言われると本当に喰べられる

そんな気がしてちょっぴり怖かった。

今の都姫は狼だね。

なんてのんきに言ってていいのだろうか?

さっきから部屋に響くのはリップ音だけだ

「ちゅっ…ちゅっ…ねぇ、本当にいいの?」

「んっ…ぁっ…もぉー!うるさいな、やればいいじゃん!血が出るまでするんでしょ?いいわよ、勝手にして!」

何キレちゃってるんだろ?

「わかった、するよ?本当に。」

そう言ったっきり都姫は話さなかった。

「ちゅっ…ちゅっ…」

「んっ…あぁっ…」

卑猥な声が私の中から出てくる

イライラしてきた…自分の出している声が幼い時に聞いた母の声と似ていたから。

でもね、そんなの今はどうだっていい

都姫のテクニックが凄すぎてそんなこと考えられないよ

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