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あなたに溺れさせて

第2章 私の恋

仕方なく負けを認め、脱ぎ始めた。

その感、都姫はずっと私を見つめる

「な、何?脱げないじゃない。」

「ごめん、見惚れてた。」

ドキッ

何よ、なんでこんな奴のセリフにドキドキしちゃうの?

「うるさい、黙れ!」

「酷いよ?悠葵…。」

シュンと拗ねる都姫。

10分間ずっと動かずに鼻を啜る音だけが脱衣所に響く。

だんだん可哀想に見えてきて

「ごめん」

って言えばまさかね…

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