テキストサイズ

不器用なくちびる

第2章 呼出

その日の夜はなかなか寝付けなかった。

学校に行くのが怖い…
当然そう思ったけど。
意地でも休まないぞ!と決意して寝た。

でも…
朝起きたらなんと本当に生理になって…
自分の間の悪さにちょっと笑えた。
普段なら頑張って行くけど今日はムリ…
おなかが痛いからとお休みした。

だけど何もしてないと余計な事が
頭の中をグルグルして…
学校に行くのがどんどん
怖くなってしまった。

あぁ…休まなきゃ良かった!

そんな時、
〝ピンポーン〟

誰かがやって来た。
気づくともう夕方だった。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ