不器用なくちびる
第8章 策略
……………………
……………………
同じ頃、栞は使われていない
雑居ビルの一室にいた。
埃っぽいけど人の出入りはあるようで、
なぜかエアコンも効いている。
椎名は居ない…
「椎名は…?」
「来ね〜よ。あいつは今カンベツ。
ちなみに騒いでも誰も来ね〜よ?
このビル、俺の親の持ち物なんだ。」
ジリジリと近づいて来る。
「お前さ…椎名とヤりまくってんだろ?
俺にもヤらせろよ…」
「…!やっ、やだ!」
「俺…お前のあんなとこ見せられて
からずっとオアズケだったんだぜ?
こっちの身にもなってみろよ。
椎名だけヤりやがって…」
興奮のあまり大声でまくし立てる茶髪。
椎名の前ではいつも
ビクビクしてるのに…
いつもとは全然違う姿に
嫌悪感を感じてしまう。
……………………
同じ頃、栞は使われていない
雑居ビルの一室にいた。
埃っぽいけど人の出入りはあるようで、
なぜかエアコンも効いている。
椎名は居ない…
「椎名は…?」
「来ね〜よ。あいつは今カンベツ。
ちなみに騒いでも誰も来ね〜よ?
このビル、俺の親の持ち物なんだ。」
ジリジリと近づいて来る。
「お前さ…椎名とヤりまくってんだろ?
俺にもヤらせろよ…」
「…!やっ、やだ!」
「俺…お前のあんなとこ見せられて
からずっとオアズケだったんだぜ?
こっちの身にもなってみろよ。
椎名だけヤりやがって…」
興奮のあまり大声でまくし立てる茶髪。
椎名の前ではいつも
ビクビクしてるのに…
いつもとは全然違う姿に
嫌悪感を感じてしまう。