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ありがとう。

第3章 指名

翔くんの声が聞こえないように
精一杯、目の前の会話に集中し
由佳とホストとの時間を盛り上げる。


そして何とか翔くんを気にせず
時間を過ごし、ボーイが初回の時間の
終わりを知らせに来たので
チェックを伝える。

お釣りと共に現れた翔くんは
『送り指名どうしますか?』と
由佳と私2人に聞いて来た。

私は翔くんを場内指名したのに‥と
不思議に思っていたら
『場内指名は付けてないから
奈々ちゃんが話して気に入った子を
送り指名してあげて欲しいな?』と
笑って話しかけられる。
私は拒否られた気分だった‥

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