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ありがとう。

第3章 指名

ホストの言葉の8割が嘘。
その嘘が楽しめずに
本気で恋をしたり
お客さんっていう現実が
見えなくなるくらいなら
ホストには行くべきじゃない。

私はホストに本気で恋をしたり
必死で稼いで通うお客さんを
心のどこかで呆れていたはずなのに‥

翔くんに会いたくて
翔くんの感情を知りたくて
翔くんからの連絡を待つような
女の子になっていた。

初めて会った時から
あの冷め切った目が
忘れられなかったんだ‥

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