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ありがとう。

第1章 第1話

お店が暇だったのか、
優斗くんは予想外に早く着いて
由佳と2人の空間を作っていた。

私は目の前のホストからの
ありきたりな質問に
ありきたりに答えていく。


頭の中には
【帰って2度寝したい~】
そんな事しか考えてなくて
適当に交わしていた時‥


『いらっしゃいませ。』
ふと目線を移すと、
スラッとした長身に
優しい笑顔のホストが立っていた。

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