無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

つーっと腹から胸へなぞられて
ビクンと身体を仰け反らせてしまう。



「いい反応…」


『やっ…あんっ』



そのまま那津の指が直接芽依の膨らみの頂を捕らえると
そのままコリコリと摘ままれ、芽依の口からは熱い息が洩れ始める。



『い…んゃ…あぁ…』



（ダメ…流されちゃダメ…）


そう思うが、容赦なく那津の指は
芽依の敏感な部分をまさぐる。



『やめ…あっ…おねが…いっ』


「やめない」


グイッと服をたくしあげられて、芽依の肌が外気に晒される。



『や…だ…っ』


少し上気した瞳で訴えかけても、もはやそれは何の意味を成さない。


「…嫌じゃないだろ？」


那津の手が腕から離れて、芽依の両手は自由を取り戻した。
だけど、そのまま両胸を手繰り寄せるように激しく揉みしだかれると、その手には力が入らない。



『んんっ…は…あぁっ』


「…ここがイイんだろ？」



誘うような瞳で芽依を一瞥すると、舌を出して
わざと見せつける様にその頂を舐め上げる。



『んん…！だ…めっ…あっ』



（流されちゃ…だめ…なのに…）



段々と熱くなってくる自分の身体は、自分が一番よくわかってしまう。

何度も何度も脳裏にあの優しい俊哉の笑顔が浮かぶも
那津の愛撫がそれを粉砕するように激しさを増していく。



『な…つ…うぁ…』



胸元にうずめられた頭を退けようとしても
腕に力なんて全然入らない。



「そんなに押し付けなくても…ちゃんとしてやるから」



挑発するような目で見られて、それすらもぞくりとしてしまう。