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「芽依は？俺に触られたくない？」


その挑発的な言葉と共に、再び那津の舌が鎖骨を這い
そのまま下に下がっていき、下着を掻き分けて直接頂に触れる。



微弱電流が流れた様な疼く感覚に
芽依は甘い吐息を洩らすことを止められない。


「ほら…言わないと…ずっとこのまま触ってやらねぇよ？」



指が内腿を這い、その中心だけを避ける様に蠢く。


『や…だ…んんっ』


強く吸い上げられ、ビクンと身体が反応し
少し大きな声をあげてしまう。


（ダメ…指…が……）



─────もどかしい─────



その衝動に負けてしまいそうになる。



『んんっ…あっ…那津…ぅ…』



厭らしい水音をわざと立てながら
那津の舌は容赦なく愛撫の勢いを増していく。



「ほら…素直になれよ…芽依」



その挑発的な瞳に、ぐらりと思考が揺れる。

甘い麻痺が脳内を占める。


きゅんきゅんと突き上げてくる疼きがもどかしくて
早くこの疼きから解放されたくなる。



（もう…ダメ……）



涙を浮かべながら、甘い吐息混じりに小さく呟いた。



『……さわ……て……』