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「中凄いことになってるけど」



そう言いながら、那津の指は入り口の少しした所を
掻くように押し付けながら這い回る。



『いっ…やぁあっ…！』



「今日は簡単に二本いけそうだな」



そのまま二本目をぐりぐりとねじ込まれ、
芽依は目を見開いて悶えた。



『んんぁっ…は…だめ、あぁっ』


那津がヌチヌチと音を立てながら、芽依の弱い所をピンポイントに攻め立てて
空いているもう片方の手がそっと芽依の下唇をなぞる。



「いい声で鳴ける様になってきたじゃん」



『ふ…あぁっ…ん…』



（ダメ…ダメなのに…何も考えられなくなる…）


意志とは裏腹に、どんどん溢れる女の欲に呑まれていく。


「舌出して」



那津の指示に、戸惑いながらも従っていて
少しだけ出した舌を、熱い舌で絡めとられ
息苦しさが余計に感度を上げる。



『んぅ…んん…っ』


「……はっ…」



時折那津の甘い吐息が洩れて、それにすらもゾクゾクと全身が悦んでしまう。


その間も容赦なく中をかき回されて、
ぐちゅぐちゅと溢れる蜜の音が部屋中を占めていた。


（だめ…また…私…）


もうずっと前から、身体を何かが貫こうとしていて
その疼きに息が上がる。



「…イきたい？」



いつも那津は絶好のタイミングでこう問い掛けてくる。
もう何でもお見通しだと、その目が語っている様で
言い逃れなんて出来そうにない。


『ふ…ん…んんっ…』


唇を塞がれたまま、声を出せない芽依は
ゆっくりと首を縦に振るのだった。