無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

「とりあえず…あの女をどうにかしねぇとだな」


「そうだね。義母に直接話したところで
しらばっくれられたら終わりだし」




あの女が義母と繋がってる証拠さえ握れたら…。


俺は必死に考えて


本当は絶対にやりたくないし

すげぇ不本意だけど


ある一つの方法を思いついた。


もしかしたらまた芽依を傷つけてしまうかもしれない。

だけど、この作戦には
芽依の俺への信頼が必要不可欠だ。


俺は…芽依を信じてる。


だから芽依…


俺のことも、信じてほしい。



これはある意味、俺に与えられた試練なんじゃないかとすら思えてきた。



「誠司…。俺が今から話すこと…
出来る限り協力してほしい」



「あぁ、勿論。何でもするよ」




俺は、必ず芽依と幸せになる。


もう親父や義母の言いなりにはならない。


仲間を…会社を…


愛する人を



絶対守ってみせる。