
溺れる愛
第6章 変化
やけに響くトイレ内に、荒い息遣いと
芽依の秘部から溢れる水音が静かに鳴り響く。
「指…咥えて」
塞いでいた手を少し浮かせて、芽依の口に人差し指と中指を入れて芽依の声を我慢させる。
そのまま耳をペロリと舐められて
那津の少しあがった息を直接感じて
芽依は立っているのもやっとの状態だった。
『ふぅ…ぅ…っ』
(ダメ…!また、頭がボーッとして…)
ぐちゅぐちゅと自分の中を動き回る指が
容赦なく芽依を昇らせる。
口に奥まで差し込まれた二本の指が
余計に苦しくさせて、耳元からも那津の舌が動く度にぴちゃぴちゃと音が聞こえて
これだけでも絶頂を迎えるには充分だった。
しかも男子トイレという状況。
自然と2人はいつにもまして興奮していた事は明らかだった。
「芽依…イきたい?」
耳元で囁かれる意地悪な言葉に
息苦しさから頭が痺れて
ムズムズする突き上げるような感覚に
早く飛びついてしまいたくなる。
少し涙目で顔の横で囁く那津の顔を見ると
那津は少しだけ口角を上げると
「ちゃんと自分で言えよ、ほら」
芽依の中に入れていた指を引き抜いて
その少し上にある蕾にそっと触れた。
『んあぁっ…ぅぐっ…』
「しっ、声でかい」
(だって…!何今の…!)
そこは昨日は触られていない初めての場所。
すごく敏感なそこは、更に芽依を昇らせる。
