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忘れた頃に…

第15章 痛いのはどっち…



病院の帰りにコンビニで買ったお弁当を置いて着替えを済ませ、約束の場所…SEIYUの駐車場へ向かった。

駐車場に着く頃には麻酔が切れてきたのか、ずきずきと痛みが出てきていた。

11:50

約束の12:00には少し早いが、彼の車が停まっているのが見えた。

隣に車を停め、私の車と彼の車を交互に指差し、

「どっちにする?」

と、ジェスチャーだけで聞いてみた。

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