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忘れた頃に…

第31章 酔っぱらい



そう言いながら、両手で私の顔を挟み無理やり上を向かせる。

「ごめん。寝てた。(笑)」

恥ずかしさを隠すには、笑うしかない。

『バカ友夏!』

!!!!!

一瞬…唇が触れた。

目を閉じる間もない位、本当に一瞬の出来事。

「しないって言ったのに…嘘つき。」

そう言って、彼から離れた。

『ごめん。嫌だったよな?』

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