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忘れた頃に…

第38章 このまま…



「………」

返事も出来ない。

「友夏、嫌だから泣くの?』

彼に言われて初めて、自分が泣いている事に気が付いた。

「………」

私を抱き締めていた彼の腕から、力が抜けるのがわかった。

やだ…

ダメ…

でも…

離れたくない…

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