百合短編集
第1章 絵を書いて
まもなく保科の手によって保健室に運び込まれた佐竹はベットの上で眠りについていた
「先生ちょっと出張行ってこなければならないのでよろしくね」
そう言い残して保健室の先生は出て行った
佐竹のベットの横では授業をサボり寝顔を見つめる保科がいた
「可愛い…」
そうつぶやくと保科は一旦席を立ちスケッチブックと筆箱を持って座った
シャッシャッ
保健室には佐竹の寝息とその寝姿をスケッチする保科のシャープペンの音だけが響いていた
保科は佐竹の布団をめくり全身をスケッチしようとした
「ックシュン」
佐竹のくしゃみを聞いた保科はシャープペンを持つ手を止め佐竹の横に寝そべり抱きしめた
「可愛いよ…佐竹さん…」
「先生ちょっと出張行ってこなければならないのでよろしくね」
そう言い残して保健室の先生は出て行った
佐竹のベットの横では授業をサボり寝顔を見つめる保科がいた
「可愛い…」
そうつぶやくと保科は一旦席を立ちスケッチブックと筆箱を持って座った
シャッシャッ
保健室には佐竹の寝息とその寝姿をスケッチする保科のシャープペンの音だけが響いていた
保科は佐竹の布団をめくり全身をスケッチしようとした
「ックシュン」
佐竹のくしゃみを聞いた保科はシャープペンを持つ手を止め佐竹の横に寝そべり抱きしめた
「可愛いよ…佐竹さん…」