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百合短編集

第1章 絵を書いて

二人は美術室に入った

「…私があなたのこと好きだったら……諦めないでほしいよ」

そう言いながら佐竹は美術室の鍵を閉めた

ドンッ
佐竹は保科を挟むように壁に手を付いた

「さあ…脱いで……あなたの全てを書いてあげる…」


プチッ

「ま、まって佐竹さんっそれはつまり…」

「好きだよ…」


佐竹は保科のカーディガンを脱がせながら口づけをした

チュ…クチュ…

何度も位置を変えながら佐竹は保科の唇をついばむ

「あっ…」

佐竹の手は保科のブラの上に当たった

ゆっくり包むように揉んでゆく

プチッ

ブラのホックは外され頂上が露わになる

「佐竹…さん…」

「ゆい…私はゆいよ…」

口づけは次第に舌を絡ませて激しくなっていく

クチャ…チュ…

佐竹の指は頂上を摘んだ

「あっ…ぅ…」

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