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姉さんに夢中

第26章 僕だけに見せる顔

ふたりの荒い呼吸音だけが残る・・

顔をほんのりとピンク色に上気させた姉さんが艶めかしい。

綺麗だ・・

いつもの明るく笑う姉さんも素敵だが、逝った後の姉さんの顔がたまらなく好きだ。

昼間の清純な顔からは想像もできない、なんとも淫らな色気を漂わせた表情を浮かべる。

誰も知らない僕だけが知っている顔・・

優越感?
満足感?
幸福感?・・

満たされた感覚に包まれる。

「姉さん・・」

そっと姉さんを抱き寄せ唇を重ねた。
口づけせずにいられなかった。

チュッ・・チュクッ・・

優しく何度も唇を重ねる。

「んっ・・タカちゃん・・大好き・・」

次第に姉さんが積極的に唇を交わしてくる。

チュッ・・チュプッ・・

ムク・・ムクムク・・

唇を重ねていくうちに、再び僕の下半身が硬くみなぎっていく。

んっ・・チュプッ・・

長く重ねていた唇がゆっくりと離れていくと、姉さんが僕の顔を覗き込んだ。

「・・もう・・エッチ・・」

恥ずかしそうに姉さんが囁いた。

姉さんの中に入れたままだ。
当然変化に気付かれる。

「・・またしたいの?・・」

姉さんの表情がトロンとしたように見えた。

ゾクゾクッ・・

僕しか見た事がないであろう姉さんの表情に興奮しないはずはなく、姉さんをベットに押し倒していた。

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