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レンタル彼氏。~あなたがいるだけで~

第3章 初夜。

「そりゃあ、自分たちは良いよね。何億って借金をたった五歳の一人娘に背負わせてさ、さっさと死んで楽になるんだから。でも、残された私は堪らないよ。もしお祖父さまやお祖母さまが何とかしてくれなかったら、私はどうなってたんだろう。もしかして江戸時代みたいに遊廓に売り飛ばされてたかな、あ、今の時代に遊廓なんてないよね。じゃあ、風俗嬢にでもなってた?」

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