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レンタル彼氏。~あなたがいるだけで~

第3章 初夜。

「って、おい、美奈。まさか三本目を呑んだのか?」
 剛史が油断している間に、何と美奈恵は三本目のチューハイを空にしていた。
「ふっふっふ、美味しいのよ、桃味のチューハイって。何杯でもお代わりできちゃう。ねえ、剛史、今日いちばんに行ったお寺、大原野の寂光院。私もあの近くに引っ越そうかな」
「お前、まだ、そんなこと言ってるのか?」

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