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レンタル彼氏。~あなたがいるだけで~

第4章 逆らえない恋心

「これですよね?」
 それは小さなイルカが石を抱いているデザインの可愛らしいリングだった。
「この石は何ですか?」
「ダイヤモンドです」
 女の子が眼を輝かせながら即答する。
「じゃ、これ下さい」
「剛史っ、良いよ。こんな高いものは貰えないから」

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