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レンタル彼氏。~あなたがいるだけで~

第4章 逆らえない恋心

「だってさ、小学生のときに剛史がプレゼントしてくれたオルゴール。あの曲は米米の歌だった。丁度、あの頃、米米のあの曲が大ヒットしたよね。それで、今度買ってくれたのは平井堅の曲だよ。見事にその頃に流行った歌が時代を象徴してるっていうか」
「そうだよな、考えてみたら、今時の小学生が米米を知ってるかどうかは疑問だよな。まあ、時の流れっていうか、そういうもんだろう」
「時間は流れてゆくんだものね」

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