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レンタル彼氏。~あなたがいるだけで~

第5章 別離、それとも~切な過ぎる夜に~

「判らないよ。剛史と私はずっと友達だと思ってたから」
「だから、その言葉は聞き飽きたって言ってるんだよ。友達、友達、友達! 俺と美奈はどこまでいっても友達で幼なじみで、それ以上にはなれないっていうのか」
「そんなこと言われても、困る」
「なっ、美奈恵、考えてみてくれ。俺たち、もっと違う関係になれないかな」
「違う―関係?」

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