テキストサイズ

俺はここだよ

第13章 たくらみ・・・3

「それは、その・・・何か大切な話があったんだよ・・・きっと。
たまたまニノが、そういう場面に遭遇しただけだよ」

「でも今までそんな事なかったじゃない?
最近あの二人、コソコソし過ぎだよ」

「昔は翔ちゃんの事が好きだったんだ。
でも、今は俺だけだって・・・
俺の事だけだって、潤は言ってくれたっ!」


両手で顔を覆い、涙を流した。
俺は相葉君の肩に手を回し、抱き寄せた。


「ごめん、まー君。
俺、まー君の事泣かせるつもりじゃなかったんだ。
ただ、まー君の事が心配で・・・」


肩を抱いたまま、顔を覆った手を握り、覗き込んだ。
大粒の涙を流す相葉君に、優しくキスをした。
そのまま、そっと床に押し倒した。

抵抗しない相葉君に、そのままキスをし続け、体を触り、服の中に手を滑り込ませた。

相葉君の涙は、まだ止まらない。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ