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「どうしたの、翔ちゃん。
涙なんか流して・・・イキたかったの？」


恨めしそうにニノを見つめ、うなずいた。
ニノは涙を指で拭った。
そして顔を近付けてきた。


「ごめんね翔ちゃん。
でも指じゃなく、俺の物で俺と一緒にイキたかったんだ。ごめんね」


そう言って、優しくキスをした。

足を高く持ち上げられ、ニノがゆっくり入ってきた。


「うっ・・・はぁん」

「全部入ったよ。痛くない？」


目をそらし、黙ってうなずいた。


「動くよ。
翔ちゃん、いっぱい声出させてあげる」


ゆっくりと腰を動かし始めた。

気持ちいい・・・でも物足りない。
もっと奥まで、もっと強く突いて欲しい。

こんなにも感じて、なんだか悔しい。

だけど・・・どうしよう。
あぁ・・・もう・・・


「もっと奥まで、強く突いて！」


またニヤリとニノが笑った。