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俺はここだよ

第25章 お・ま・け

ーニノsideー


「じゃあなニノ。
あのさ・・・ありがとう、悪かったな」


ベットでぐったりとする俺に声を掛け、帰ろうとする潤君。


「潤君・・・」


体を起こし、追いかけ後ろから抱き付いた。
気のせいか、潤君は体をビクリとさせた。


「また俺の事を抱いてくれる?」

「・・・ごめん、俺・・・」

「潤君のものにしてなんて言わないよ。
だからまた、俺の事を抱きたくなったらでいいから・・・ねっ!」

「部屋に戻るよ、おやすみニノ」


バタンッ!!


潤君は部屋を出ていった。

俺はベットに戻り、バサッと倒れ込んだ。


「はぁ・・・疲れた。
ちょっと激しかったかなぁ」


何もする気にならない。
下着をつける気にもならない。
裸のまま、まだ整いきらない呼吸を整えながら、俺は思った。


「心はまだ無理だけと、潤君は俺の体を忘れられなくなってるはず。
きっとすぐ、求めて来るだろう。
いいや、ちょっとエロく迫ったらイチコロだよね」


潤君は、もう俺の体の虜だよ。


ふふふん・・・潤君もゲ~ット!!







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